
思いやりを持てなくなってしまった夫婦は、一緒に過ごす時間が苦痛ですよね。
この記事では、仮面夫婦を楽しむための条件4つと、現状打破する4つの方法をまとめました。
本来の自分を抑え、偽りの自分を演じるのはとてもストレスです。



仮面夫婦を楽しむ4つの条件
仮面夫婦を楽しむには、家族のコミュニケーションと心の健康が重要になってきます。



私の場合は、夫が仮面を被ったり外したりするので、とまどい、そして無になりました。
最低限の会話ができる
仮面夫婦でも最低限の会話はとても大切です。
- あいさつ
- 感謝の気持ち
- 子どもについて
- 今後の行事の共有
子どもがいる場合は特に意識して会話をしないと、雰囲気が悪い家庭になってしまいます。
雰囲気が悪い家庭ではリラックスできず、自分どころか子どもも楽しむことができません。



パートナーに期待・干渉しない
パートナーに余計な期待や干渉をしなければ、仮面夫婦でも生活を楽しむことができます。
しかし、人間はロボットではありませんので、無感情で動く事はできません。
一緒に過ごしていると、どうしても期待したり、イライラすることもたくさんあります。
心穏やかに過ごすためには、役割分担やルールをしっかり共有しておく必要があります。



没頭できる趣味や仕事がある
何かに夢中になれる時間が少しでもあれば、仮面夫婦を乗り越えていけるパワーになります。



没頭できるものは、子ども以外が望ましいです。
子どもに時間を使いすぎると、過干渉になる可能性や、自立した時に空虚感を味わうはめになります。
時間に余裕ができたら、夢中になれる趣味や仕事(生きがい)を探してみてくださいね。
話せる相手がいる
精神的に病みがちな仮面夫婦ですが、心が安定していれば、生活を楽しむ余裕も生まれてきます。
心を安定させるには、自分を認めてもらうこと、愚痴や不満を吐き出す、つまり誰かに話すことです。
理不尽なことや、子どもの成長の話、誰かに聞いてもらって、共感してもらいたいですよね。
仮面夫婦では業務連絡しかできないため、特に女性はストレスを溜めてしまいがちです。
定期的に家族、友人、市の相談サービスなどを利用して、気持ちをスッキリさせましょう。



仮面夫婦は楽しめる?実際はそうも上手くいかない…!
相手に無関心になれたら一番ベストですが、人間は感情があるためそう上手くいきません。
一緒にいれば、相手に期待してしまったり、行動にがっかりしたり….。
SNSの声や私の体験を元に楽しめない理由を二つ上げてみました。
相手が自分勝手な行動を取る
うちは鋼鉄仮面夫婦だから1、2週間話さないとかよくあるんだけど、今日は転職したいとか色々話しかけてくる…いつも僕の意見は聞かず自分勝手にするんだから話しかけないで好きにしてくれ。
こっちは皿洗いや洗濯やらまだまだやる事たくさんあるんだよー😤— ジン (@erosinsi39) July 8, 2021
こちらの気持ちを考えずに話かけてくるパートナーには、とても疲れてしまいます。
ものすごく嫌なことがあった後でも、何事もなかったように謝罪なしで話しかけてくる。



気持ちを読むのが苦手なパートナーの場合、相手の気持ちを無視した行動を取ってしまいがちです。
仮面を被っているのは片方だけ
双方の気持ちに温度差があると、冷めていない方がとても苦しくなります。
まだやり直したいという気持ちが残っているなら、本当の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
それでも、相手が変わらなかった場合は、とてもショックなのですが….。



仮面夫婦を現状打破する4つの方法



仮面夫婦が長引いてくると、将来が不安になりますし、精神的疲れが蓄積されます。
ここでは、仮面夫婦を現状打破する4つの方法をまとめました。
夫婦円満調停を提案する
まともな話し合いにならないので、夫婦円満調停をすることを決めた😔
夫婦円満調停について
・裁判所で、調停員に間に入ってもらって話し合いをする
・相手方が離婚を譲らないと、離婚方向で話が進んでしまうリスク
・統計的には、離婚を避けられた率が20%で、離婚になったのが21%というデータがある— おにく@夫婦円満調停 (@oniku_s) April 30, 2021
夫婦円満調停とは、家庭裁判所に夫婦を円満にするための申立をすることです。
夫婦だけで話し合いができない場合は、第三者に入ってもらうことで、客観的に状況を判断してもらえます。
平成30年は利用する27%の夫婦が婚姻継続となったデータがあります。(4組のうち1組)
しかし、デメリットもあります。
片方が修復困難と感じている場合は、離婚の方向で話が進んでいくこともあります。
まだ離婚する準備が整っておらず、相手が離婚したい場合はやめておきましょう。
ルールを共有する
パートナーと
ルールを決めた同居人という
他人扱いの適度な距離で
とりあえず心の平和をキープできたけどさ、、
深い会話ししてもズレた会話にしか
ならない
寄り添えない
ホッと甘えることも
甘えられることもない仮面夫婦
— チコ (@wannabementor) July 30, 2019
お互いにルールを共有できれば、相手に干渉されなくて済みます。
- お互いの行動に干渉しない
- 役割分担をする
- あいさつは最低限する
- 子どもの前では自然に接する
思いやりがない相手に対しては、愛情があった方もフォローしたいとは一切思えなくなります。
自分の担当はしっかりやる!と決めれば、お互いにイライラせず行動できると思います。
離婚約をする
大学生の子ども達が就職するタイミングで離婚したいと夫に申し出て、ついに了承してもらった。離婚約とでも呼ぶのかな?
婚姻関係が有期契約に変わった途端、以前より夫婦間のコミュニケーションが円滑になり、今まで我慢ならなかった様々な事も数年の辛抱と思うと気持ちが楽。なかなかいいよ、離婚約— せつこ (@word_and_heart) January 20, 2022
離婚約とは期限付きの夫婦生活のことです。
期限があると、残された時間を大切にしようとする心理が働き、お互いに思いやりが持てるケースもあります。
そして相手の嫌な行動に対しても、これも後少しの辛抱!と思えば気持ちが楽になるそうです。



カウンセリングを受ける
夫に全部伝えた
もうあなただけがレスっている状況ではないと
レスられている間に私も無理になったんだと
離婚はしたくないけどセックスがないとどんどんあなたを嫌いになっていくと
オープンマリッジか夫婦カウンセリングを提案してみた
LINEだけどね
返事来るかな— たまご@レスられ垢 (@tamagosan927) May 22, 2022
パートナーに価値観を受け入れてもらえない場合は、カウンセリングを受けてみる方法があります。
夫婦カウンセリングが理想ですが、無理なら一人でカウンセリングを受けることも可能です。
自分の気持ちを話すだけで、気持ちが整理してスッキリすることもあります。
話すことで、自分がなりたい夫婦の在り方、問題点と向き合っていくことになります。
自分のなりたい夫婦像がハッキリしない、そんな方に向いている方法です。
【まとめ】仮面夫婦を楽しむにはルールの共有が不可欠!
仮面夫婦を楽しむには、4つの条件があります。
- 最低限の会話
- 期待・干渉をしない
- 没頭できる趣味や仕事を持つ
- 話せる相手がいる
お互いに干渉せず、相手に対して無関心であれば、楽しく過ごすことも可能です。
そして子どもとの接し方についても、話し合えると一番よいと思います。
しかし、そうは言っても人間は感情ある生き物です。
理解が足りないパートナーに対して、イライラしたり、虚しくなったりするものです。
少しでも仮面夫婦の状況を打破したい場合は、こちらの4つの方法もあります。
- 夫婦円満調停を提案する
- ルールを共有する
- 離婚約をする
- カウンセリングを受ける
2人で話し合いができない場合は、夫婦円満調停や夫婦カウンセリングで、第三者を交えて話をする方法もあります。
親の辛い気持ちが続くなら、子どもに取ってもよくない状況であることには変わりありません。
今の状況を打破したいなら、ぜひ新しい方法も取り入れてみてくださいね。